志望校の決め方
まずは帰国生入試を実施している大学をチェックしましょう。
さて、このようにたくさんある大学の中から、どうやって志望校を決めればよいのでしょうか。
帰国生入試を対象とした模試はありませんし、帰国生は自分の「偏差値」がわからないので、果たしてどのくらいのレベルの大学に受かることが出来るのか、想像もつかない人も多いと思います。 受かると思っていたのに、1校も合格できなかった。
受かって満足してしまい、よりレベルの高い大学に挑戦しなかった。 そんな後悔をしないために、異なるレベルの大学を数校受験することを強くお勧めします。 その上で、志望校を決める際には、下記のような事を自分に問いかけてみましょう。
なぜ大学に行きたいのか。
どんなことを勉強したいのか。
その勉強にはどの学部が望ましいのか。
卒業後には何をしたいのか。
大学の入試制度は自分に適しているのか。
医者や教師など、なりたい職業が明確にわかっている場合は学部を決めやすいですが、多くの人はそこまではっきりした希望はないと思います。
例えば、「将来は英語圏で暮らせるような仕事をしたい」という目標がある人は、経済学部で国際経済を学んだり、外国語学部で通訳になる勉強をしたり、日本語教師の資格をとれる学部に行くのも良いでしょう。 将来のことが全く想像できない人は、今自分が何に関心があるのかを突き詰めましょう。
また、大学にはそれぞれの個性があります。 私立、国立、公立、歴史、校風、カリキュラムの内容、教授陣、卒業生の就職先などもそうですし、これから最低でも4年間過ごす場所ですから、自分が住みやすい場所に位置しているのかどうかも大切です。 日本への一時帰国の際にはぜひ気になる大学を訪れてみてください。 ホームページや大学案内を見るだけでは分からない、実際の大学や学生の雰囲気をつかむことができます。
それでもなかなか志望校を決めることが出来ない場合は、にお気軽にご相談下さい。
1975年より大学受験を指導している私たちは、各大学の特徴を知りつくしており、必ずやあなたのお力になれると思います。